2014/12/09

意外と知られていないキャラクター表の重要度


キャラクター表とはなんなのか?

みなさんは、アニメやゲームのキャラクター表を見たことがありますか? アニメーターは仕事上、キャラクター表を見なければ話にならないので(よい仕事ができないので)1日として見ない日はありません。あたりまえといえばあたりまえなのですが……実のところその感覚で学校で授業をしていると、アニメーター脂肪の学生でも「みたことありませーん」「知らなーい」という返事がおおくちょっとおどろいてしまいました。いや本当はそれが普通なんでしょうが、ゲーム雑誌でも時折取り上げているのに、アニメーターになりたい人でも意外と興味がないというか重要視されていないのですね。
集団で一つの作品を作る場合には共通の認識が必要で、キャラクターデザイナーが監督と打ち合わせをしながらおおもとになる絵を描いてゆきます。ほかのアニメーターはそれを見ながら作画するわけですが、コスチュームのみならず背景や世界観はもちろんのこと、はては作品の方向性や演技まで影響を及ぼすことにもなりかねないので、決め事として絶対に必要なものです。いや、これはちょっと言い過ぎかもしれませんが……。
そこで、キャラクター表や広告によく使われるポーズをどんどん見て学んでもらいたいと思います。

2014/12/08

プロのアニメーターでもやっぱり手のポーズには悩む

アニメならではの手の形

みなさんもキャラクターを描いていて、手のポーズに困ったことありませんか?アニメーターだって悩みます。手はキャラクターを描く中でも、もっとも難しい部分にはいります。そこで、ここにほかの業種では絶対に見られないアニメーションくさい(?)ポーズが生まれてきました。
5本の指をしっかり伸ばし、別々の方向を指している手の形は、よく見ると不自然ですよね。ところが、もちろん手のアップで細かい演技をするときにはちゃんと演技させますが、派手なアクションシーンの時には描きやすくて都合がいいのです。時間に追われて仕事をしていると、アニメーターは無為意識こういうっを描いてしまうことがあります
基本的にあにみえーションはノーマルの動きを誇張したり、観客にわかりやすく省略したりするものです。しかし、描きやすさとアニメーターの考える「かっこよさ」があわさって、ときにはこんな変なポーズも出てきます。

2014/12/07

個性を生み出す、キャラクターの動きの秘密

キャラクターの個性や性格を感じさせるためには、アニメーションの場合はキャラクターの造形、見かけだけでなく、その動きにも個性ある動きを指せないといけません。まさにアニメーションさせるのです。



個性があるからこそ好きになるアニメーションのキャラクターアニメや漫画とゲームの差は?


アニメーターにとって、動きを作るということは、キャラクターに演技と表情をつけることです。さらに、やわらかい動きにするためには背骨の曲がり具合がとても大事です
ところで、アニメーションを描くためにはなぜこんなものに気を使うのか?スポーツ選手の動きについて説明したいと思います。
スポーツといってもいろいろありますが、一昔前ではアニメでは野球のアニメが有名になりました。しかし最近は野球物のアニメや漫画はあまり見かけませんね。しかし、一方ゲームとしての野球や実際のテレビ野球中継は今も根強いファンを持っています。
過去にいわゆるスポ魂ものと呼ばれたジャンルの作品が、マンガやアニメーションの世界でありました。とくに、野球を題材にしたスポーツのアニメーションや漫画がたくさん作られていました。今のゲームと昔のスポ魂アニメはたとえば素材として同じ野球を取り扱っていても同一線上にありません。
テレビの野球中継などを見ることとしてのゲームは、その名の通り、システムとしてのゲームを楽しむものです。そのためにアニメーションや漫画とは根本的に方向性が違います。比較対象にするものでもありません。しかし、ここでちょっと理由を考えてみてください、スポ魂ものはなにがよかったのでしょうか?
実は、主人公が努力をして、苦しいけれど最後には目的を達成する。その過程でライバルや仲間とのやり取りがドラマとして面白かったわけですね。これは時代の流行りすたりがあったとしても、根性論があってもなくても、アニメーションとマンガの面白さの要因というか本質とも言えます。ちょっと想像してみてください、アニメーションや漫画でセリフはしゃべっているけれど、表情がなく淡々と試合をしている……そんなアニメーションを面白いと思いますか?